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第34回 教科書から『士農工商』が消えた ー前編ー 2021年(令和3年)7月号 - 宇城市
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第34回 教科書から『士農工商』が消えた ー前編ー 2021年(令和3年)7月号 - 宇城市
「『士農工商』は身分を表すものではなく、職業名です。もともとは古代中国の四字熟語で、「全ての職業... 「『士農工商』は身分を表すものではなく、職業名です。もともとは古代中国の四字熟語で、「全ての職業」「民衆一般」という意味です。日本に入ってきたのはまだ武士のいない奈良時代ですから、「士」は「武士」を意味してはいませんでした。中国での使われ方と同じで、「士」は知識人や役人を指していました。現在でも弁護士、博士、栄養士など、「士」のつく職業がたくさんあります」。 この説明を聞いたとき、私は驚きました。なぜなら私も当時の教科書に沿い、「部落は江戸時代につくられた。江戸幕府は、人々を支配するために身分制度をつくった。それが『士農工商』で、その下に、さらに一段と低い身分を置いた。その目的は人々の不平や不満をそらすためであった。それが部落の起こり」とずっと授業をしてきたからです。 小・中学校の教科書に部落問題が初めて載ったのは1972年。それから長い間、小・中・高校の社会科の教科書の全てが、江戸時代の