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「こども食堂」が生まれた時代 - FoodWatchJapan
映画に登場するフードを通して平成を振り返るシリーズの最終回。今回は児童虐待、ネグレクト、子どもの... 映画に登場するフードを通して平成を振り返るシリーズの最終回。今回は児童虐待、ネグレクト、子どもの貧困等、平成の子育て難が生んだとも言える「こども食堂」を舞台にした作品を取り上げる。 子どもの権利への関心の高まりの時代 平成はまた、子どもの権利・福祉についての関心が高まった時代であった。国際的には1989(平成元)年に「児童の権利に関する条約」(子どもの権利条約)が国連総会で採択されて翌年発効、日本も1994(平成6)年に批准した。そして、その前後から、官民で各種の取り組みが行われるようになった。 一方、バブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマンショックと襲ってきた不況があり、そのなかで生活、働き方、家族の形も大きく変化した時代でもあった。 「こども食堂」も、そうした時代・動きの中でとらえることができるが、その始まりは、地域で気づかれた問題からだったようだ。2012年(平成24年)8月、東京都大田
2019/04/16 リンク