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ちゃんぽん界の絶対王者「リンガーハット」 値上げだけではない、不調が続く根本原因
長崎ちゃんぽんで知られる「リンガーハット」が苦戦している。以前は470億円前後を推移していた売上高は... 長崎ちゃんぽんで知られる「リンガーハット」が苦戦している。以前は470億円前後を推移していた売上高は、コロナ禍で340億円まで減少し、外食産業が活況を見せる2024年2月期も402億円と回復が遅れている。主力事業である長崎ちゃんぽん事業の店舗数は、2020年2月期末の704店舗から2024年2月期末には570店舗まで減少した。 値上げが客離れの要因とされているが、ちゃんぽんに関しては目立った競合もなく、同チェーンが“一強”のはずだ。値上げ影響度が低いはずの、ほぼ独占状態でなぜ同チェーンは値上げ耐性が弱いのだろうか。調べると、絶頂期の施策がかかわっていることが見えてくる。 とんかつで創業 国産野菜や自動調理を強みに1強状態を作り上げた リンガーハットは1962年にとんかつ事業で創業した。その後、1974年にリンガーハットの原型となる「長崎ちゃんめん」をオープンし、1977年にリンガーハットへ
2024/07/31 リンク