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子供へのネット規制の歴史(2)
永らく続いた本連載も、今回をもって終了である。最終回となる今回は、前回に引き続き、子供へのネット... 永らく続いた本連載も、今回をもって終了である。最終回となる今回は、前回に引き続き、子供へのネット規制の歴史をまとめておこう。 2008年に、ネット事業者を巻き込んで大激論となった青少年インターネット環境整備法(以下、環境整備法)だが、初期の私案はかなり無茶なものだった。2008年2月、最初に打ち出したのは当時の民主党 高井美穂衆議院議員だが、大枠を定義しただけで、まだ細かいところは詰まっていない印象であった。 一方自民党 高市早苗議員を中心とした一派が提示した議員立法案は、内閣府内に別途委員会を設置して、ネット上の全コンテンツについて有害か無害かの判定基準を作って運用するというものだった。有害判定を受けたサイトは、サイトを会員制に移行するか、自分でフィルタリング会社にアクセス制限を申請することを義務化する。ISPや携帯キャリアには、18歳未満にフィルタリングを義務化し、是正されない場合は罰
2014/08/26 リンク