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外岡秀俊の「コロナ 21世紀の問い」(40)哲学者スラヴォイ・ジジェク氏と考えるパンデミックの意味
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外岡秀俊の「コロナ 21世紀の問い」(40)哲学者スラヴォイ・ジジェク氏と考えるパンデミックの意味
スラヴォイ・ジジェクという名前の哲学者をご存じだろうか。スロベニア出身・在住で、日本でも多くの著... スラヴォイ・ジジェクという名前の哲学者をご存じだろうか。スロベニア出身・在住で、日本でも多くの著書が翻訳されている。今回のコロナ禍のさなかに書いたエッセイが「パンデミック」「パンデミック2」(Pヴァイン社発行)として出版された。前者の本の帯には「『最も危険な哲学者』による緊急提言!」というコピーが書かれている。これまで2度取材したことのあるジジェク氏に、ZOOMで話をうかがった。 冷戦時代、東西両陣営の境界線上の国 スロベニアは、旧ユーゴスラビアに属した国の一つだ。面積約2万平方キロメートルは岐阜のほぼ2倍、人口約200万人は日本でいえば福島や栃木、岡山などに近い。 隣国イタリア側にある国境に近い町はトリエステだ。 1946年に英国首相のチャーチルは、米ミズーリ州フルトンで、歴史に残る「鉄のカーテン」演説を行った。彼が当時、共産圏と自由主義圏の境界として挙げたのは、「バルト海のシュテッティ