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県内初のネギハモグリバエ(別系統)が発生 鹿児島県
鹿児島県病害虫防除所は、薩摩川内市と伊佐市のネギでネギハモグリバエ(別系統)の発生を確認し、12月9... 鹿児島県病害虫防除所は、薩摩川内市と伊佐市のネギでネギハモグリバエ(別系統)の発生を確認し、12月9日に特殊報第3号を発表した。 7月上旬、薩摩川内市の露地栽培根深ネギで、ハモグリバエ類により葉全体が白化する被害が認められた。従来のネギハモグリバエ被害とは異なり、1葉に無数の食害痕(潜行痕)とその上部が枯死しており、食害痕の周辺には白色の産卵痕が多数認められた。 農研機構野菜花き研究部門 野菜病害虫・機能解析研究領域虫害ユニットに同定を依頼した結果、遺伝子解析で従来から発生しているネギハモグリバエの系統(以下系A統)と異なる別系統(以下B系統)と同定された。 鹿児島県病害虫防除所は南さつま市、南九州市、伊佐市、鹿屋市の根深ネギを対象としたほ場調査及び同県各地域振興局に聞き取り調査を実施。その結果、11月18日現在で薩摩川内市に続き、伊佐市の根深ネギほ場でもこの種の被害が確認された。 成虫の