エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『地域研究』書評
Shohei Sato Britain and the Formation of the Gulf States: Embers of Empire Manchester: Manchester... Shohei Sato Britain and the Formation of the Gulf States: Embers of Empire Manchester: Manchester University Press, 2016. 本書は、イギリスのペルシャ湾南岸地域(以下、湾岸)からの撤退の分析を通じて、脱植民地化の意味を問い直した実証研究である。一世紀半に亘り、イギリスの非公式帝国の一部であった湾岸は、1971年にアラブ首長国連邦(UAE)、カタル、バハレーンの三か国として独立した。この脱植民地化は、民族自決の主張に導かれたのではなく、帝国支配の時代に培われた宗主国=従属地域の協力関係の延長として、主権国家体制が拡大・定着した結果だ、というのが本書の主張である。以下に、章別構成を示す。 序論 第1章 「海賊」から主権国家に、1819‐1964年 第2章 労働党の湾岸への執着