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福島第1汚染水 タンク底から漏えい/規制委指摘
東京電力福島第1原発で貯蔵タンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水漏れについて、21日開かれた原... 東京電力福島第1原発で貯蔵タンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水漏れについて、21日開かれた原子力規制委員会の汚染水対策検討会議で、漏れたタンク底部のコンクリート基礎部が破損し地下に浸透している可能性が指摘されました。 検討会で東電は、タンクからの漏えいは長期間続いていて、漏れた汚染水はタンクの堰(せき)を越えて大半が土にしみ込んでいるとしました。 これに対し規制委側から疑問が相次ぎました。安原正也・産業技術総合研究所主任研究員は、「タンク底部のコンクリート基礎部を抜けて真下に浸透したと考えるのが妥当だ」と指摘しました。 東電は、地下水流入防止対策の一つとして、原子炉建屋地下に流入する前の地下水を上流側で掘った井戸でくみ上げる計画(地下水バイパス)を進めようとしています。安原氏は、今回の漏えいが見つかったタンクの場所が、くみ上げる井戸から上流に位置しているため、「計画は破たんしかねない。
2013/08/23 リンク