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自衛隊が戦争法具体化 米軍実戦例を検討/戦場での医療行為想定 衛生隊員に医師の代役
戦争法の成立に合わせるかのように防衛省は、「有事」に最前線で自衛隊員が高度な医療行為を行える「第... 戦争法の成立に合わせるかのように防衛省は、「有事」に最前線で自衛隊員が高度な医療行為を行える「第一線救命隊員」養成などの体制づくりを急いでいます。現行では医師しかできない医療行為を、救急救命士と准看護師の資格を併せもつ衛生科隊員ができるようにするものです。(西口友紀恵) 4月に発足した、部外有識者で構成する「防衛省・自衛隊の第一線救護における適確な救命に関する検討会」(注)で議論が行われてきました。第一線救護とは「銃弾が飛び交う状況で、戦闘防護をしながらの救護」(同省)をさしています。 「現在は医師にしかできない医療行為を、最前線で衛生科隊員に認められないかが課題」(同)としました。 9月16日の第4回検討会で報告書案の最終審議を行いました。同省によると検討会は、自衛隊に現在約760人いる救急救命士の資格をもつ隊員に必要な教育を行い、最前線での実施へ向け新たな資格を設け、省内の審査機関が資
2016/10/22 リンク