京都・左京になぜ「ラーメン街道」が生まれたのか 店主や専門家が語る背景は 京都まちなか謎めぐり⑦｜社会｜地域のニュース｜京都新聞

ラーメンファンから「聖地」とも呼ばれる京都市左京区の一乗寺。通りにはラーメン店がいくつも並び、その数は地域のコンビニエンスストアよりも多い。繁華街でもないこの場所にいつから、なぜこれだけ集まるようになったのか。気になって、店主や専門家に尋ねて回った。 一乗寺の東大路通沿い約８００メートル間の周辺には、２０軒以上のラーメン店がある。行列を作る人気店もあり、グルメ雑誌では「ラーメン街道」「全国屈指のラーメン激戦区」とも称される。 昔からある店なら「聖地」の成り立ちを知っているのでは。２００７年に京都新聞出版センターが刊行したラーメン紹介本「京都のラーメンはカルチャーだ。」掲載店のうち、一乗寺で創業が最も古い