「明月記」と「宋史」の記述から、平安・鎌倉時代における連発巨大磁気嵐の発生パターンを解明

磯部洋明 総合生存学館准教授らの研究グループは、国立極地研究所、国文学研究資料館、総合研究大学院大学などと共同で、「宋史」や「明月記」などの歴史文献に残されたオーロラの記述と、樹木年輪の炭素同位体比を比較することなどにより、7世紀から13世紀にかけての巨大磁気嵐（地磁気が世界規模で数日間弱くなる現象）の発生パターンを明らかにしました。 本研究成果は、2017年2月27日に米国地球物理学会の発行する学術誌「Space Weather」にオンライン掲載され、同誌のEditors’ Highlightに選ばれました。 研究者からのコメント 本研究で得られた結果は、科学的には、将来起こりうる最悪の宇宙環境を理解、予測し、「宇宙災害」への具体的な対策を立てる上で重要です。また、人文学的側面としては、過去の歴史文献に記された天変の記録が科学的に裏付けられたことで、歴史文献の解釈の在り方も変わってくる、

[ezmi4]

こういうの大好き

[norton3rd]

百人一首の編纂者は京都でオーロラを観ていたとな

[taron]

内容よりも、「総合生存学館」というのが、気になる。

[agrisearch]

「歴史文献に残されたオーロラの記述と、樹木年輪の炭素同位体比を比較することなどにより、7世紀から13世紀にかけての巨大磁気嵐（地磁気が世界規模で数日間弱くなる現象）の発生パターンを明らかに」

[Cujo]

「学際的研究」ってやつの成果か。。。。。。。/宇宙（の）考古学？

[mobanama]

おんもしろーい

[yukkie_strike]

日本史とのコラボレーションの話、ほんとすこ

[nagaichi]

『宋史』巻52天文志5の「嘉泰…四年正月癸未…日中皆有黑子大如棗」かな。「兩千年中西曆轉換」使うと、たしかに西暦1204年2月21日のことだし、「日中に棗のような大きな黒子」ってのは太陽黒点のことなんだろうな。

[chestnut-m]

「明月記」のオーロラの記述、「宋史」の黒点の記述、樹木年輪の炭素同位対比の測定データから連発巨大磁気嵐の発生パターンを解明

[Blue131515]

巨大磁気嵐の発生パターン

[magnopeareds4]

　なにそれこわい。

[thatpengwing]

日本史と宇宙科学の関係がおもしろい

[mocha17]

連発巨大磁気嵐の発生パターンを解明したことでこれからの「宇宙災害」への具体的な対策を立てられるようになった画期的研究

[masadream]

なんかアクロバティックだけどすげえ。