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第38話 『椎茸の種駒製造からほだ木まで』(1840/1/2)
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第38話 『椎茸の種駒製造からほだ木まで』(1840/1/2)
天保十年十一月二十八日(1840/1/2) 玖島くしま城下 次郎邸とお里邸 「えーっとまず、菌糸を手に入れ... 天保十年十一月二十八日(1840/1/2) 玖島くしま城下 次郎邸とお里邸 「えーっとまず、菌糸を手に入れなくちゃいけないけど、ホームセンターはないよね。ハイハイ……」 お里は次郎から頼まれていた椎茸しいたけ栽培のための準備に余念がない。まず第一に培養するための温度と湿度だが、温度計は水銀温度計をみんなで作っている。 湿度もアウグスト湿度計を自作しているのだ。 原理がわかれば材料があれば作れる。もちろん、ガラス管などは用意してもらった。次郎は見ているだけだったが、そういう後方支援をしている。 お里邸には椎茸の菌糸を培養するための小屋が新設され、湿度と温度が管理されている。菌糸の発育に最適なのは18~20℃で、湿度は65~75℃である。 菌糸を採取する方法はキノコ(子実体)、胞子、基材(キノコが生えている木)からの3種類があるが、胞子から採取して培養するのが一番難しい。 そのためキノコと基材