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10m級津波の可能性もある「アウターライズ地震」に注意
未曾有の大災害後、急がれる復旧・復興の歩みを妨げているのが余震だ。わずか1か月でM5.0を超える余震は... 未曾有の大災害後、急がれる復旧・復興の歩みを妨げているのが余震だ。わずか1か月でM5.0を超える余震は500回を超えた。相次ぐ余震のなかでも注意が必要なのが「アウターライズ地震」だという。 日本列島は4つのプレートからなっている。今回の東日本大震災は、太平洋プレートが北米プレートの下へと潜り込み、引きずりこまれた北米プレートが跳ね上がってしまうことで起きる逆断層型だった。アウターライズ地震は跳ね上がったプレートではなく、潜り込む側のプレートで起こるという。琉球大学・木村政昭名誉教授が説明する。 「太平洋プレートは北米プレートにぶつかるような形で下へと潜り込んでいきます。そのとき、太平洋プレート側が圧力によって少し膨らみが出てくるんです。これがアウターライズです。今回の地震によって、太平洋プレートがずるっと北米プレートの下へと滑りこんでしまいました。そのためアウターライズがひっぱられ、そこに
2011/04/23 リンク