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中国はなぜいま少数民族の弾圧を加速させるか──ウイグル強制収容所を法的に認めた意味 | 六辻彰二 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
・中国政府はこれまで存在を否定していたウイグル人の強制収容所に法的根拠を与えた ・これはアメリカが... ・中国政府はこれまで存在を否定していたウイグル人の強制収容所に法的根拠を与えた ・これはアメリカが人権問題を中国批判のツールとして用いることへの外交的な対抗手段である ・さらに、ウイグル問題で中国に批判的なトルコを抑え込む目的もうかがえる 中国政府は10月10日、これまで存在を否定していた、少数民族ウイグル人を収容する事実上の強制収容所である「再教育キャンプ」を、社会復帰を促すための「職業訓練センター」として法律に明記したことを明らかにした。 少数民族への弾圧が強化されることは習近平体制の強権化を大きな背景にするが、それがこのタイミングで行われたきっかけには、アメリカとの対立やトルコへの圧力といった国際的な要因があげられる。 「再教育キャンプ」とは 「再教育キャンプ」とは「過激思想にかぶれた」とみなされるウイグル人を拘束し、共産党体制を支持する考えに改めさせる強制収容所で、2018年5月段
2018/10/16 リンク