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象牙を燃やしてゾウを守る最後のキャンペーン
マラウィ政府はアフリカゾウの密猟防止キャンペーンの一環として、4月2日に押収した密猟象牙など6・... マラウィ政府はアフリカゾウの密猟防止キャンペーンの一環として、4月2日に押収した密猟象牙など6・6トンの焼却を予定している。数百万ドルの価値がある象牙だ。 ケニアとエチオピア政府も先月、押収した密猟象牙を焼却したばかりだ。ケニアではウフル・ケニヤッタ大統領が15トンの象牙の山に火をつけ、エチオピアでも各国の報道陣が見守るなか6トン余りが燃やされた。 マラウィ政府も、「密猟と闘う「最大の政治的意志を見せつける」ために、ピーター・ムタリカ大統領が象牙の焼却に立ち会う予定だ。 世界自然保護基金(WWF)によると、象牙目当ての密猟でアフリカゾウの生息数は1950年代から急減。先月末にボツワナで開催されたアフリカゾウ・サミットでは、数十年で絶滅するおそれがあると、専門家らが警鐘を鳴らした。 世界の象牙の違法取引は98年以降3倍に増え、象牙目当ての密猟でアフリカゾウは15分に1頭のペースで殺されている