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どの抗生物質も効かない......「スーパーバグ」が世界に蔓延、豪科学者が警告 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
表皮ブドウ球菌の変異株3種 「スーパーバグ」(超細菌)といえば抗生物質が効かない細菌だが、複数の抗... 表皮ブドウ球菌の変異株3種 「スーパーバグ」(超細菌)といえば抗生物質が効かない細菌だが、複数の抗生物質が効かないものが人知れず世界中の病院にじわじわと広がっている――オーストラリアの科学者がこのほど、そんな警告を発した。 治療がほぼ不可能な「スーパーバグ」を発見したのは、オーストラリアのメルボルンにあるドハティ感染免疫研究所の研究者たち。英科学誌ネイチャー・マイクロバイオロジーに発表した。ドハティ研究所は、メルボルン大学と王立メルボルン病院の共同事業だ。 ドハティ研究所の発表文によると研究チームは、世界10カ国、78の研究所から受け取った表皮ブドウ球菌の数百もの分離株を調べた。そこで、ほとんどの抗生物質に耐性を持つ変異株3種類が見つかったという。研究チームは、これらが世界中に広がっていると考えており、なかでも、ヨーロッパのサンプルから見つかったものは、現在使用できる抗生物質すべてに耐性を
2018/09/21 リンク