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「拷問死したアメリカ人学生」がはばむ文在寅の五輪誘致
北朝鮮に長期間拘束されたアメリカ人学生ワームビアの歯列は、帰国時に変形していた Kyodo/REUTERS <... 北朝鮮に長期間拘束されたアメリカ人学生ワームビアの歯列は、帰国時に変形していた Kyodo/REUTERS <南北共同開催の五輪誘致は、金正恩に対するご機嫌取りだけでは実現しない> 米紙ワシントンポストが18日、文在寅大統領が推進する2032年五輪の南北共同誘致を「絵に描いた餅」と批判したことは、すでに本欄でも触れた。 同紙は同じ記事で、「大学生オットー・ワームビア氏がなぜ平壌訪問中にポスターを破った疑いで監獄に閉じ込められ、昏睡状態に陥り、米国に帰国した直後に死亡したのかを思い出せ」と述べ、深刻な人権侵害が横行する北朝鮮で五輪を開催することの不可能なまでの難しさを指摘した。 ズレた歯列の写真 米バージニア大学生のオットー・ワームビアさん(当時22歳)は北朝鮮に長期拘束された後、昏睡状態で解放され、その直後に死亡した。筆者はこの問題が、いずれ米朝関係に大きく影を落とす可能性を以前から指摘し
2020/01/30 リンク