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日韓の関係修復は期待できず、多くの難題が待つ韓国「新大統領」の安全保障政策
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日韓の関係修復は期待できず、多くの難題が待つ韓国「新大統領」の安全保障政策
<3月9日の大統領で李在明と尹錫悦のどちらが勝利しても、北朝鮮や中国への対処、米韓・日韓の協力関係... <3月9日の大統領で李在明と尹錫悦のどちらが勝利しても、北朝鮮や中国への対処、米韓・日韓の協力関係などに絡んで難題が次々に降りかかりそうだ> 3月9日投開票の韓国大統領選は一種の経済ポピュリズムといえるほど国内消費に議論が集中している。アメリカからインド太平洋戦略への関与を強く求められているにもかかわらず、過去の大統領選で主要テーマだった安全保障と防衛の議論はほぼ皆無だ。 だが候補の李在明(イ・ジェミョン)と尹錫悦(ユン・ソクヨル)のどちらが勝利しても、次期大統領には就任初日から文在寅(ムン・ジェイン)の残した安全保障関連の難題が待ち受ける。以下に4つの主な論点を挙げよう。 ■韓米関係は韓国大統領選の結果に影響されるか? 次期政権は、最近やや揺らいでいる韓米同盟を引き継ぐことになる。文の後継者は強靭で信頼性の高い韓米同盟を維持するために、北朝鮮の脅威への抑止力をいかなる方法で高めるのが最善