江川氏、勘三郎さん遺体から朝まで離れず - 芸能ニュース : nikkansports.com

人気歌舞伎俳優中村勘三郎さんが５日午前２時３３分、急性呼吸窮迫症候群のため東京・文京区の日本医科大付属病院で亡くなった。５７歳だった。 勘三郎さんの最期をみとり遺体のそばで徹夜した元巨人の江川卓氏（５７）は、最良の友を失ったショックの大きさに言葉を失った。２人は野球とワインを通じた十年来の「あまりにも、ごく近い関係」で、突然の喪失感に発する言葉が見当たらないようだった。同じ５５年生まれで、誕生日も勘三郎さんが５月３０日で、江川氏は同２５日。勘三郎さんの野球好きに加えて、ともにワイン好きで、家族同士で食事に出掛けるなど親交も厚かった。０５年、「勘三郎襲名を祝う会」でも、出席者に配られたワインは江川氏のセレクションによるもの。勘三郎さんの食道がんが公表された際も「良くなったらまた食事にいきましょう」と回復を願ったが、かなわぬものとなった。