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うるう年で押し上げられる2月の個人消費
今年は4年に一度のうるう年にあたる。2月の日数が平年よりも1日多いため、今年の2月の経済活動の水準は... 今年は4年に一度のうるう年にあたる。2月の日数が平年よりも1日多いため、今年の2月の経済活動の水準は前年よりも嵩上げされることになる。もちろん、年(あるいは半期)単位で計画を立てることの多い設備投資のように日数の影響を受けにくいものもあるが、個人消費は少なからず日数増の影響を受けるはずだ。たとえば、人は毎日食べたり飲んだりするので、日数が増えればその分だけ食費が増えることになる。食費以外にも日数増が消費の増加につながるものは多い。 ここで、日数増により個人消費がどれだけ押し上げられるかを簡単に試算してみよう。 まず、2月について、うるう年の影響を単純に日数で計算すると3.6%(28分の1)となる。しかし、実際の消費支出への影響はこれよりは小さいだろう。たとえば、飲食料品、ティッシュペーパー、洗剤などの家事用消耗品、ガソリン、灯油、化粧品などは、日数が増えればその分だけ支出額が増えるが、家賃