「誰も何も言わない世界と、読まれなくても誰かが何か言う世界は、多分違う」──山形浩生さん（後編）｜就活サイト【ONE CAREER】

山形浩生の喋（しゃべ）る姿というのは、テレビやYouTubeではあまり見たことがない。最近はラジオのコメンテーターもされているから声は知っている。そんな相手が、目の前で楽しそうに喋っている。会うことなんてないだろうと思っていただけに、僕はフワフワとした現実感のない、けれどインタビューを成立させるために必死な様相で会話を続けていた。 山形といえば毒舌の書評が有名なのだが、目の前にするととても優しそうな、そして真面目な人だ。ユーモアも彼のブログで目にするそれと変わらなくて、会話の途中でしょっちゅう笑いが起きる。僕にとっては想像通りの格好のよい著作家であった。 しかし、まだインターネットの話も、経済の話も聞いていない。時間は半分以上過ぎている。どの話も中途半端に切りたくはない。そんな緊張感を持ちながら、就職後の話を聞いた。 大学院での研究が発端になって、野村総合研究所への就職を選んだ山形。修士研

[r_kurain]

インタビューアーを担当した記事の後編も出ました。後半は、インターネットやソフトウェアの話も出てきてこちらも楽しい話になっているかと思います!

[esbee]

山形さんファンだが、それを抜きにしても野村総研社員からみた就職直後のバブル崩壊と失われた20年の推移についてのめちゃくちゃ興味深いオーラルヒストリーであり、超おもしろいな！

[goldhead]

"字になっていると、そのままストレートにはっきり読んじゃう。それが多くの問題を引き起こしています。それを適当に読み流し、現実世界の聞こえなさ加減を自分で作り出しつつ対応するのが重要"

[mohri]

山形さん、こういうインタビューを受けるひとだとは思ってなかった。何か依頼してみようかな……

[njamota]

「正体の分からないいろいろな人が、結構高度な議論をしていた時代…今はもう夢かもしれないけど、でもそういうのも可能ではあったし、また何かのきっかけで復活するかもしれない。という淡い期待はない訳じゃない」

[worris]

いやあんた、ブログのはてブコメント非表示にしたでしょう。

[dmekaricomposite]

総研って山師みたいで面白い。孔子ら諸子百家を古代の滑稽なコンサルタントとみなす大室幹雄『滑稽』の岩波現代文庫版解説（名文です）は、こうした体験から生まれたのね。https://cruel.org/other/kokkei.html

[kozakashiku]

単にオーラルヒストリーとしてすごく価値あるけど、もっと色んな側面についても突っ込んでほしかった(時間の制約でしょうけど)。なんで前編に比べてブクマ少ないの？

[takahiro_kihara]

"山形が入るとプロジェクトが潰れる"／"可能性はゼロじゃない"から

[bhikkhu]

"いまだに正体の分からないいろいろな人が、結構高度な議論をしていた時代っていうのがある"黒木掲示板とか懐かしいな。

[youtanwa]

“誰も見ないから俺は何も言わない、何もしないないっていう話ではなかろう。一応、民主主義も、どこまで信じるかというのはありますけど、建前としてはたかが一票だけど、されど一票であるはずだ。っていう思い”

[takasumasakazu]

普通の話なんだけど、あんまりインターネット上にないコンテンツになってるのが、インタビュアーも山形さんもすごいなあ 9/21追記:自分出てるの気づいてなかった、光栄！

[hat_24ckg]

"何でもほどほどに受け取りつつ、ほどほどに流すみたいなのが良いと思う。"

[Imamura]

「字になっていると、そのままストレートにはっきり読んじゃう。それが多くの問題を引き起こしています」。「Mozaic」表記にモヤモヤしつつ読み進めたら途中から正しく「Mosaic」表記になった

[eureka555]

色々懐かしい。リゾート法共産党以外は賛成したんだよな。Gopherってあまりインパクトなかったのかなあ？僕にとっては「世界に繋がってる！」って感じだったけど。

[chintaro3]

　あたりまえの話をしているだけでおもしろくなるのがすごいよな。

[p_shirokuma]

興味深かった