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停止装置作動せず走行か JR西、神戸線の新快速
JR西日本は1日、長浜発姫路行きの新快速電車が緊急列車停止装置(EB装置)が作動しない状態で走行... JR西日本は1日、長浜発姫路行きの新快速電車が緊急列車停止装置(EB装置)が作動しない状態で走行していた可能性があると発表した。EB装置を作動させる指令の出力機器の不良が原因とみられる。 JR西によると、電車には約500人が乗車。3月31日午前9時25分ごろ、神戸線立花-甲子園口間を走行中、運転士がEB装置の表示灯が点灯しないことに気付いて停車した。指令所に連絡し、約5分後に運転を再開した。 運転士が違和感を抱いたのは運転機器の操作を60秒行わなかった際に鳴るブザーが鳴らず、点灯もしなかったためという。電車は終点の姫路駅まで走行した。 その後、兵庫県内の車両所で調査したところ、滋賀県の米原駅から約2時間、装置が作動していなかった可能性があることが判明した。計2本の電車が遅れ、約550人に影響した。