「１日利用５５人。鉄道のメリット生かせない」 久留里線でＪＲ千葉支社一問一答

ＪＲ東日本千葉支社は９日、不採算路線となっている久留里線の、久留里―上総亀山駅間（９・６キロ）の今後のあり方を協議する場を設けるよう、県と君津市に申し入れたと発表した。申し入れは８日付。中川晴美支社長、森原大輔企画部長らの記者会見の主なやりとりは次の通り。 －久留里－上総亀山間の廃線は視野に入っているか 「持続可能な公共交通の形を自治体とともに総合的な観点から考えていきたい。鉄道の存続、廃線といった前提を一切置かずに、沿線地域の交通体系に関する議論をしていきたい」 －このタイミングで申し入れとなった理由は 「これまでも利用状況や収支、経営状況などを説明させていただいた。具体的に総合的な交通体系について議論を設置、検討していただけないかという考えに至り、申し入れた」 ＪＲ久留里線の車両 －前提はない議論だが、持続可能性として現状は難しいと考えているのか 「久留里－上総亀山間は１日５５人の利用