【衆院選２０１４】集団的自衛権で自公、微妙な温度差 ８党党首討論会（1/4ページ） - 産経ニュース

衆院選（１４日投開票）に向け、日本記者クラブが１日に開いた与野党８党首による公開討論会では、争点とされる経済政策以外でも安全保障や憲法、行政改革などの政策課題で与野党の違いが浮き彫りになった。政策課題によっては自民、公明両党の微妙な温度差がうかがえたほか、民主党と維新の党の距離感を印象づける場面もあった。 集団的自衛権 ７月に閣議決定した集団的自衛権の行使容認をめぐる憲法解釈の変更について、安倍晋三首相（自民党総裁）は「日本人の命を守るための安全保障法制を進めていく」と強調。公明党の山口那津男代表は「これまでの憲法の考え方の基本を守った」と語り、政権のブレーキ役を果たしたと主張した。次世代の党の平沼赳夫党首は「評価している」と述べた。 一方、民主党の海江田万里代表は「自衛隊が他国で戦争をやることになる。日本が国是に掲げていた専守防衛と整合性がとれるのか」と批判。共産党の志位和夫委員長も「海