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米軍機訓練で馬毛島買収へ 政府が最終調整 沖縄負担軽減も視野
政府が、米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先として位置づける馬毛(まげ)島(鹿児島... 政府が、米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先として位置づける馬毛(まげ)島(鹿児島県西之表市)の用地買収に向け、島の大半を所有する都内の開発会社と最終調整に入ったことが4日、分かった。交渉開始後5年を経て契約のメドが立ち、買収額は10億円以上とみられる。政府は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの訓練にも活用し、沖縄の基地負担軽減につなげることも視野に入れる。 FCLPは、空母艦載機が陸地の滑走路を空母の甲板に見立てて離着陸する訓練。硫黄島(東京都)で実施してきたが、59機の空母艦載機の拠点が来年、米軍厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県)に移る予定。政府は訓練移転先として平成23年から馬毛島の用地買収について開発会社と交渉してきた。 ただ、開発会社が賃貸で使用させた後に売却する案を提示したのに対し、政府は安定運用のために即時売却を求め
2016/11/08 リンク