【熊本地震】６強、５強、６弱、３連続で強い揺れ ＪＲ豊肥線で列車脱線 熊本日日新聞社ビルの一部が損壊

１６日午前１時２５分ごろ、熊本県熊本で震度６強の地震があった。広範囲に揺れを観測。気象庁によると、震源の深さは約１０キロ、地震の規模を示すマグニチュード（Ｍ）は７・１と推定され、有明・八代海に津波注意報を出した。 その後も、同４４分に震度５強、同４６分に震度６弱の地震が相次いで発生した。 １４日に、熊本県益城町（ましきまち）で最大震度７を観測した地震の余震とみられる。 １６日午前１時５０分前には、大分と熊本をＪＲ豊肥線（ほうひせん）の列車が阿蘇市内で脱線しているのを、産経新聞カメラマンが確認した。乗務員によると、列車は回送列車で乗客はいなかった。 また熊本市内では熊本日日新聞社ビルの一部が損壊した。従業員は駐車場に避難した。 同市中央区の民家が倒壊し生き埋めになったとみられる人を近隣住民が探している。 同市内で大規模な停電が起きており、市内のホテルでも宿泊者全員に屋外待避を促すなど混乱した

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