「空き家バンク」初の成約 地域おこしのカフェに活用 兵庫・南あわじ市（1/2ページ）

兵庫県南あわじ市は９日、市が運営する「空き家バンク」に登録されていた同市阿万西町の物件が、地域活性化に取り組む企業「あまなだあわじ合同会社」（同市）に売却されたと発表した。カフェ兼ゲストハウスとして活用され、１１月にオープンする予定。６月から始めた同制度での成約は初めてで、市は「今回の成約を機に新規登録を増やしたい」としている。 市ふるさと創生課によると、平成２５年の市内の空き家数は約３２６０戸にのぼり、住宅数に対する空き家数の比率を示す「空き家率」は１９・８％と全国平均の１３・５％を上回っている。空き家の解消に向け、市は６月から空き家の売買や賃貸の情報提供を目的に同制度を始めたが、今月１日現在の登録件数は４件にとどまっている。 今回売却された物件は昭和１２年ごろに建築された約８０平方メートルの木造平屋建ての５ＬＤＫ。４年前から空き家となり、所有者が同バンクに登録していた。 物件を購入した

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外から来た人でないと、効果は薄いと思うな