奥川「十分投げられる」一丸ムード高まる星稜

北陸勢として初の全国制覇を狙う星稜。履正社と同じグラウンドで２１日午後に約２時間の練習を行い、決戦に備えた。先発登板が予想される注目右腕の奥川は体力回復を優先し、投球練習は行わずにキャッチボールなど軽めの調整でリラックスした表情をみせた。 準々決勝で１７得点、準決勝で９得点と好調の打撃陣はフリー打撃で鋭い打球を連発した。決勝戦でもエースを早く援護したいところ。林監督は「これまでも『どんなチームでも５点以上取ろう』と言ってきた」と強調。５試合で計１１安打を放ち、今大会の打率が４割を超える１番打者の東海林は「自分がチャンスメーカーであり、ポイントゲッター。大量得点を取って点差をつけたい」と力強く宣言した。 大黒柱の奥川はここまで４試合に登板し、計３８５球を投げているものの、今大会から休養日が２日設けられたこともあって連投は避けられている。「１日あいたので十分投げられる。全国制覇をみんなで達成で