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中国、2030年までに空母4隻計画 原子力検討、アジア軍事バランスに変化も(1/2ページ)
2017年4月23日、中国遼寧省大連で、進水を目前に控え点検作業が行われる初の国産空母(西見由章... 2017年4月23日、中国遼寧省大連で、進水を目前に控え点検作業が行われる初の国産空母(西見由章撮影) 【北京=西見由章】中国海軍がアジア太平洋地域での軍事プレゼンス拡大に向けて空母建造を加速させ、2030年までに4隻の空母打撃群を運用する計画があることが31日までにわかった。中国軍事筋が明らかにした。うち2隻は原子力空母の実用化を目指すという。習近平国家主席は「海洋強国の建設を加速する」と宣言しており、米国に次ぐ空母大国化が実現すれば地域のパワーバランスに変化が生じそうだ。 中国初の国産空母は昨年4月に遼寧省大連の造船所で進水、今年中にも試験航行が行われる見通し。旧ソ連の「ワリヤーグ」を改修した中国初の空母「遼寧」がモデルとなっている。 一方、上海江南造船所で建造されている2隻目の国産空母も進水時期が近づく。大連の空母とは設計思想が異なり、最新鋭の電磁式カタパルト(射出機)の搭載が計画さ
2018/01/01 リンク