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アメリカと中国(10)トランプ政権末期の中国政策を振り返る | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
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2021年1月20日、バイデン新大統領の就任式が行われた連邦議会議事堂(写真提供 Getty Images) 東京大学... 2021年1月20日、バイデン新大統領の就任式が行われた連邦議会議事堂(写真提供 Getty Images) 東京大学東洋文化研究所准教授 佐橋 亮 2020年11月の大統領選後もアメリカ政治の混乱は続いた。2021年1月6日には大統領選挙人の確定作業が行われている連邦議会議事堂への暴徒等の乱入という民主主義の根幹を揺るがす事態に発展した。ジョージア州における連邦上院補選結果、およびトランプ大統領が政権移行を承諾したことで、バイデン政権の発足を経てアメリカ政治は落ち着きを取り戻しつつある。だが、共和党支持層には連邦議会議事堂への乱入を支持したり、さらに大統領選挙結果に納得しないものが依然として多く、分極化しきったアメリカ国内政治は変わらない。それは、今後もアメリカ内政のみならず対外政策、また世界における牽引力に大きな影響を及ぼすだろう。ある米識者が筆者に語ったように、「中国ではなくアメリカ