＜沖縄復帰50年＞日米軍事一体化を考える 川崎の市民団体、来月6日オンライン学習会：東京新聞 TOKYO Web

川崎市の市民団体が「沖縄・南西諸島を戦場にするな！」と題したオンライン学習会を、３月６日午後２時から開く。講師は、沖縄の本土復帰から５０年になる今年、沖縄の研究者らで発足した団体「ノーモア沖縄戦 命（ぬち）どぅ宝の会」の共同代表に就いた山城博治・沖縄平和運動センター顧問。沖縄・南西諸島で進む軍事拠点化への危機感や、戦争に抗する市民の取り組みを聞く。（安藤恭子） 川崎で平和や貧困の問題に取り組む人たちでつくる団体「オンライン学習会かわさき」が主催。沖縄にいる山城さんとオンラインでつなぎ、学習会メンバーからの質問に、山城さんが答える形式で話を聞く。 昨年末、台湾有事の際に米軍が敵を攻撃できるよう、南西諸島を軍事拠点化する日米共同作戦計画が判明。沖縄の米海兵隊は一月、中国を念頭に、離島などに攻撃や給油の拠点を設けて戦う構想「遠征前方基地作戦（ＥＡＢＯ）」に関連する演習を、沖縄各地で実行した。