視覚障害の女性に「家で待ってるね」男性駅員がセクハラ発言繰り返す JR東日本「接客から外した」：東京新聞 TOKYO Web

JR東日本の男性社員が昨年10月以降、駅を利用する視覚障害者の女性に「（女性の）家で待っているよ」などとセクハラ発言を繰り返していたことが、同社などへの取材で分かった。社員は「冗談のつもりだったが反省している」と話しているという。 同社によると、男性社員は東京都内の駅で勤務。ホームの安全確認のほか、視覚障害者や車いす利用者の応対を担当していた。この女性に応対する際、「今日は何時に帰ってくるの？ 家で待っているね」「おんぶしてあげようか」と話しかけたりしていたという。 女性が今月11日、JR東日本に被害を訴えたことで発覚。社員は聞き取り調査に「親近感や安心感を与えたいと思って声掛けしていたが、何度も対応するうちに内容がエスカレートし、セクハラになってしまった」と説明しているという。同社の広報担当は「既に接客業務から外した。厳正に対処します」と話した。