中国国歌を尊重する条例 マカオで成立 侮辱行為に刑事罰も | NHKニュース

マカオでは中国の国歌を尊重するための条例が成立し、国歌を侮辱する行為を具体的に定め、刑事罰を科すほか、学校やメディアを通じた国歌についての教育を強化することになりました。 このうち、マカオの議会では24日夜、マカオ政府が提出した条例案の採決が行われ、賛成多数で可決、成立しました。 条例では、公共の場で国歌の曲や歌詞を変えて歌ったり、おとしめるような方法で演奏したりする行為は侮辱にあたると規定し、最高で懲役３年を科すとしています。 また、学校やメディアに対し、正しい歌い方のほか、歌の歴史や精神を学ぶ教育を強化するよう求めています。 香港でも23日から国歌法に関連した条例案の審議が議会で始まり、中国に批判的な民主派の政党や団体が「愛国主義の押しつけだ」などと反発を強めていますが、議会は親中派が多数を占めていて、この夏にも成立する見通しです。

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学校やメディアに対し、正しい歌い方のほか、歌の歴史や精神を学ぶ教育を強化するよう求めています。