烈火の如く、女を語れ！ 第三章 内田有紀 - 未来の蛮族

天才。その輝きは、彼らが「天才的」な偉業を為し得たときよりも、むしろ、その才能が周囲の凡庸さによって損なわれてゆく瞬間にこそ放たれる。なぜならば、天才とは、結果ではなく、可能性に対してのみ使うべき言葉であるからだ。それも、そんじょそこらの可能性には使っていい言葉ではない。 天才。その称号が許されるのは、人類史に新たな記述を要求するだけの可能性を持った人間だけだ。 内田有紀。wikipediaによれば、この名は、「世紀を越えても有名な子になるように」と、祖母の願いから付けられたものだという。名は体を表すとはいうが、ここまで来るともはや予言の域に達している。しなやかな身体に、獰猛な瞳。祖母の願い通り、彼女は「百年に一人」クラスの類まれなる才能を携えて生まれてきたのだから。 しかし、これだけの才能に対して、与えられた楽曲が、「TENCAを取ろう! -内田の野望-」というのはどういうことなのだろう

[yoghurt]

１７歳のノベライズ本。人に歴史ありですね……！

[murashit]

もう「TENGAを取ろう！」にしか見えないところに時の流れの残酷さを感じる

[shokomint]

なんちゃってボーイッシュ、もしくは腰砕け日本人男目線のボーイッシュで全然かわいくない。

[gosyu]

yoghurt氏の文章にはいつも惚れ惚れする。

[hinemosu_notari]

何年から何年がバブル、などとくっきりしたものじゃなく、時の移ろいはグラデーションなのだとあらためて思う。

[ono-win]

ONLY YOUは？

[hey11pop]

内田有紀、悲劇のニュータイプ説／タイトルが『烈火のごとく天下を盗れ』のもじりだということにようやく気付いた

[abyssgate]

カラリオのCMがエロかた

[toronei]

いわゆるこういう芸能界の仕組み丸出しのプロモーションが、まだまだ当たり前だった頃。いやいまでもいるけどね。

[shibusashi]

”この曲を口ずさんでしまうのは”、きっと筒美京平の才能の表れかも。オリコン初登場1位らしい。94年頃はこういう曲が売れてたんだねー。J-POPが全体的に聞けるようになり始めたのはもう数年あとかな。

[hiruhikoando]

僕はこの人の『時をかける少女』を語らないことは、この人の半分以上を語らないことと同じだと思っている。

[plugged]

『TENCAを取ろう! -内田の野望-』すごいタイトル。94年ってのはこんな時代だったっけか…よく思い出せない

[Geheimagent]

フミコフミオの時代は終わった。

[Delete_All]

内田有紀は天才であり、神。吉岡秀隆は万死に値する。