さくらのクラウドのモニタリングスイートに golang で直接 Prometheus Remote Write する

この記事はさくらインターネットアドベントカレンダー3 の三日目の記事です｡ さくらのクラウドにはモニタリングスイートという機能があり､Metrics,Logging,Tracing の3つの機能が提供されています｡このうち Metrics 機能については､Prometheus Remote Write で書き込むことが出来ます｡ Prometheus Remote Write というプロトコルは一般にはなじみがないプロトコルなため､ついつい otelcol を経由して書き込みたくなってしまうかもしれません｡しかし､Prometheus Remote Write は Protobuf を Snappy で圧縮したものを HTTP で送るというシンプルなプロトコルなので､実は golang 等で書かれたアプリケーションサーバーから簡単に直接送ることができます｡ 具体的なコードは以下のようになり