【ＪＲ西社長起訴】山崎社長、陳謝と無念の会見 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

「検察の決定を真摯（しんし）に受け入れたい」。神戸地検に在宅起訴されたＪＲ西日本社長の山崎正夫被告は８日、大阪市北区のＪＲ西本社で会見。辞任の意向を明らかにする一方「信頼がどん底に落ちたこの会社を何とかすることが私の義務だと考えてきた。成果は徐々に上がっているがまだ道半ば…」と目を潤ませて語るなど、言葉のふしぶしに無念さをにじませた。 一斉にフラッシュがたかれるなか、黒っぽいスーツとネクタイ姿で会場入りした山崎社長は、深々と頭を下げると険しい表情で「ご遺族の皆様、おけがされた方々とそのご家族に対して心から深くおわび申し上げます」と陳謝。「社長の任を辞することといたします」とはっきりした口調で述べた。 約５０分にわたる質疑応答では、起訴事実に対する認否と後任人事に質問が集中した。