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【JR西3社長初公判】「事故を想定できなかった」 「JR西の生みの親」井手被告、無罪主張+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
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【JR西3社長初公判】「事故を想定できなかった」 「JR西の生みの親」井手被告、無罪主張+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
「事故を想定することはできなかったとしか言いようがない」。6日、神戸地裁で開かれたJR西日本歴代... 「事故を想定することはできなかったとしか言いようがない」。6日、神戸地裁で開かれたJR西日本歴代3社長の初公判。同社元相談役、井手正敬被告(77)は、はっきりとした口調で無罪を主張した。その姿は強大な影響力を誇った現役当時と変わらなかったが、時節言葉につまり、法廷に立つ緊張を隠しきれなかった。JR脱線事故から7年余り。当時の経営幹部3人は法廷で、遺族らが求める事故の「真相」と「責任」をどのように語るのだろうか。◇ 午前9時20分、神戸地裁に集まった報道陣の前を穏やかな表情でゆっくりと通り過ぎ、法廷に向かった井手被告。ダークスーツに黒地のネクタイを身につけ、午前10時すぎに法廷に入ると、傍聴席や裁判長に一礼しゆっくりと座った。 裁判長に名前を問われると、淡々と「私は井手正敬でございます」と答えた。その声は落ち着いていたが、スーツの裾は入廷時からめくれあがったままで、内心の緊張を感じさせた。