新潟県が不服審査申し出 北陸新幹線の認可めぐり - MSN産経ニュース

新潟県は６日、北陸新幹線の駅舎や電気設備などの整備を前原誠司国土交通相が認可したことに対し、認可手続きに瑕疵（かし）があるとして無効確認を求め、第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出ることを明らかにした。 県は、１０月８日の泉田裕彦知事と前原国交相との会談について、法律が国交相に義務付けている都道府県からの「意見聴取」ではないと事前に国交省側が説明していたとし、これを「意見聴取」として翌９日に認可したことに瑕疵があるなどと訴える方針。 前原国交相は６日の記者会見で「何ら話し合いがないというのは事実に反する」と指摘し「鉄道局は懇切丁寧に質問に回答している」と反論。「法律にのっとってやっていることなので、今後（新潟県の）理解を求めていきたい」と述べた。