朝日新聞デジタル：８ 松野哲二さん - 東京 - 地域

ＴＯＫＹＯ参院選 憲法を考える ８ 松野哲二さん 生活困窮者と家族の問題について話す松野さん＝府中市 ◆家族をはみ出た人たち 淘汰されてよいのか 京王線府中駅近くの住宅街にある、古い建物の角部屋。「みんなの村」と名付けられたこの場所は、生活保護を受ける人や、自立しようとしている人、アルコール依存を克服しようとしている人たちの居場所だ。生活困窮者の支援をする市民団体・府中緊急派遣村が２０１１年に開設した。 「事情は違うけれど、この人たちに共通しているのは、ここに来るまでに、家族に捨てられたり、家族のもとを去らざるを得なかったりした人たちということなんです」 「村長」の松野哲二さん（６４）はそう話す。 生活保護について語る時、憲法２５条の「生存権」が議論されるが、松野さんは２４条の「家族生活での個人の尊厳」の問題でもあると考える。 自民党は、憲法改正草案の前文で「家族や社会全体が互いに助け合っ

[zakinco]

府中緊急派遣村村長の松野さんのインタビュー。アーカイブが残っていたのでメモ。