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岩陰に隠れ、体に保温シート 消防、御嶽死者の発見語る:朝日新聞デジタル
噴煙から逃れるように岩陰に隠れ、保温シートをかぶっていた登山者も――。47人の死亡が確認された御嶽... 噴煙から逃れるように岩陰に隠れ、保温シートをかぶっていた登山者も――。47人の死亡が確認された御嶽山(おんたけさん、3067メートル)。山頂に捜索に入った名古屋市消防局の緊急援助隊員が2日、市役所で会見した。多くは噴石の直撃が死因とされるが、助けを待ちながら力尽きたとみられる登山者もいた。 会見したのは、1日の捜索活動に加わった名古屋市昭和消防署の渡辺勝己・消防第一課長(51)ら。渡辺さんは同市消防局でつくる28人の援助隊の隊長を務めた。この日は登山者計35人が山頂からふもとに搬送されたが、うち6人を名古屋隊が捜索した。 午前7時半、山頂北側の二ノ池付近にヘリで降り立った隊員は、まず御嶽神社付近の捜索を担った。 神社北側の険しい斜面。神社から5メートルほど下る間に4人の登山者を確認した。斜面の岩と岩の隙間から火山灰に埋まった人の腕や後頭部、半身の体が見える。神社にいた人が転落し、上に灰が積
2014/10/03 リンク