茨城）研究者ら常総市の公文書を「救出」 作業を開始：朝日新聞デジタル

記録的豪雨で浸水の被害にあった常総市役所で３０日、歴史研究者やボランティアらが水浸しとなった公文書を運び出し、修復する作業を始めた。これらには明治以来残されている貴重な文書もあり、早急に修復したいとしている。 市によると、被害を受けたのは本庁舎の裏にある公文書を保管する倉庫。鬼怒川が決壊した９月１０日夜から水が入り、床上９０センチ以上浸水。無期限に文書を保管する「永年文書庫」のスペースでは、電動書架の下３段がまるまる水につかってしまった。永年文書庫には段ボール箱で１千個分以上の文書が保管されており、なかには明治以来の行政史料や戸籍なども含まれる。 このままではカビが繁殖し、文書がだめになるおそれがあることから、市が、文化財史料の保存活動をするボランティア団体「茨城史料ネット」や歴史研究者らに協力を依頼。急きょ水損した文書を搬出し、修復することになった。 この日は茨城大や筑波大など研… この

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