朝日新聞デジタル：クールジャパン、新戦略 ビッグデータで国別に人気予測 - カルチャー

海外で人気の主な日本の文化や商品 【高久潤、赤田康和】マンガやアニメ、食などの日本文化を海外に売り込む「クールジャパン戦略」が、新局面を迎えそうだ。人気が高い割にはビジネスに結びつかなかった反省を踏まえ、ビッグデータを使って海外需要をきめ細かく調べるなど、官民連携の試みが本格化する。文化を成長産業にできるのか？ ■５千タイトルを解析 今年の夏、アジアで人気を集める日本の作品は？ 中国は「ＮＡＲＵＴＯ」、ベトナムは「犬夜叉（やしゃ）」、韓国は「ポケットモンスター」――。 東京大の松尾豊准教授（情報学）が経済産業省などと共同開発した「アジアトレンドマップ」による予測結果だ。日本製のアニメやマンガ、ゲームの約５千タイトルが、ツイッターなどのソーシャルメディア上で言及された回数など、いわゆる「ビッグデータ」を集めて解析。過去１年間に蓄積されたデータをもとに変化の傾向も読み取り、未来予測をする

[yu76]

クールジャパン戦略に新局面。人気が高い割にはビジネスに結びつかなかった反省を踏まえ、ビッグデータを使って海外需要をきめ細かく調べるなど、官民連携の試みが本格化'o'

[SasakiTakahiro]

ただ売れる文化を支援するだけではなく、裾野に広がる作り手を応援するなど次世代の担い手を育てることが重要。