asahi.com（朝日新聞社）：オスプレイ配備の説明不足 政府へ不信募らせる沖縄 - 社会

米軍が来秋にも沖縄に配備を予定する新型輸送機オスプレイをめぐり、政府の説明不足に地元の不信が募っている。北沢俊美防衛相は１３日、仲井真弘多知事と沖縄県庁で会談し、安全性や騒音のデータをほとんど示さず配備容認の考えを通告。溝は深まるばかりだ。 オスプレイは開発段階で墜落が相次いだ。着陸時の最大騒音は、交代する輸送ヘリを若干上回るとした米政府の資料もある。 「事故の危険性」「騒音増大の恐れ」――こうした指摘に対するデータを隠さず出してほしいと、仲井真氏は１０日に防衛省を訪れて強調した。応じた北沢氏が１３日の会談でどう出るか、県民は注目していた。 だが、北沢氏は「オスプレイには米大統領も乗っている。２００７年以降は死亡事故がない」と語った程度。「米側のデータで、騒音がより高いとか、危険性が除去されてないなら米側に意見するが、そういう状況にない」とも述べたが、「データ」はほとんど示さなかった

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どこの新聞も採用後の現用機種との事故件数の比較をしていない。