asahi.com（朝日新聞社）：警戒区域への一時帰宅、希望者ほぼ一巡 制限緩和要望も - 社会

印刷 関連トピックス東京電力原子力発電所一時帰宅に参加後、体に放射性物質が付着していないか検査を受ける住民ら＝１２日、福島県広野町の町中央体育館、小寺写す衣類などを黒い袋いっぱいに詰めてバスから降りる一時帰宅の参加者＝１２日、福島県広野町の町中央体育館、小寺写す 東京電力福島第一原発の事故で立ち入りが禁止されている警戒区域への住民の一時帰宅が１２日、１巡目をほぼ終えた。２巡目は９月以降の予定だが、住民は滞在時間の制限緩和など改善を求めている。自治体の負担も大きく、「このまま続けるのは不可能」との声が出ている。 「だいぶ待ったけど、お盆に間に合った」。福島県富岡町に住んでいた会社員の中嶋広志さん（６２）は５月に申し込み、この日やっと順番が回ってきた。 震災直後に避難して以来の自宅は庭の草が背の高さを超えていた。屋根瓦が落ち、居間のクローゼットの扉は全部外れていた。仏壇でハエがたかってい

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朝日新聞｜警戒区域への一時帰宅、希望者ほぼ一巡　制限緩和要望も