asahi.com（朝日新聞社）：旧ビール工場で劇上演 観客、ムードに酔う - 社会

印刷 閉鎖されたビールの醸造棟で演劇が上演された＝１８日、北九州市門司区、藤脇正真撮影 北九州市門司区の「門司赤煉瓦（れんが）プレイス」にある旧サッポロビール九州工場の醸造棟で１８日夜、北九州を拠点に活動する人気劇団「飛ぶ劇場」が新作「工場Ｓ」を上演した。薄暗い廃工場の中で、さびた配管やはしご、黒ずんだ壁や床を生かした独特のムードある舞台に、約６０席を埋めた観客は酔った。２３日まで。 醸造棟は大正期に建てられたれんが造りの建物で、２０００年に閉鎖された。劇団の泊篤志代表が６月に東日本大震災の被災地を訪れ、現地の印象を下地に、廃工場を舞台にした「再生の物語」の脚本を書き上げた。初日の本番前には熱のこもったリハーサルも報道陣に公開された。

[trashcan]

藤脇正真カメラマンは地元でよく見かける。

[emoyan]

『旧ビール工場で劇上演　観客、ムードに酔う』