大前、初戴冠へ意欲 ナビスコ杯 | 静岡新聞

Ｊ１清水のエースＦＷ大前元紀（２２）が３日のナビスコ杯決勝鹿島戦に、並々ならぬ決意で臨む。「清水はタイトルを取らなくてはいけないクラブ」。過去に２度、カップ戦の決勝で敗れた悔しさを胸に、チームにとって２００２年元日の天皇杯（０１年シーズン）以来１１季ぶりとなるタイトルを見据える。 生え抜き５年目。国立競技場では千葉・流通経大柏高３年時に全国選手権で優勝したが、清水入り後は悔しさばかりが残っている。２００８年のナビスコ杯決勝はスタンドから敗戦を見届け、「チームが負けたのと、試合に出られなかった両方の悔しさがあった」。１１年元日の天皇杯決勝も、出場は終了間際の数分間だけだった。 ここ数年で選手が大きく入れ替わり、２度の準優勝を知る数少ない１人となった。「サポーターは選手以上に長い間、悔しい思いをしている。今度こそ、期待に応えたい」 主力になった昨季以降、初めて迎える優勝のチャンス。「スタ

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「サポーターは選手以上に長い間、悔しい思いをしている。今度こそ、期待に応えたい」

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「鹿島は経験があるが、若さと勢いを出して戦う。優勝しか考えていない」 #spulse