ＭＲＪ、米の重量制限超過 営業運航できぬ恐れ:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

三菱航空機（愛知県豊山町）が開発する国産初のジェット旅客機ＭＲＪ（八十八席）が、米国では営業運航できない可能性が浮上している。米航空会社とパイロットの労使協定に基づく機体の重量制限を超えているためだ。受注が決まっている四百四十七機のうち、三分の二を占める三百機が該当し、視界不良の現状だ。 原因は、米航空大手とパイロット組合が地域路線を対象に取り交わした機体の重量制限協定（スコープ・クローズ）。ＭＲＪを発注したトランス・ステーツ・ホールディングス（ＴＳＨ）とスカイウェスト（ＳＷ）は航空大手から路線運航を受託しているため、協定上の制限が適用される。大手のパイロットにとっては、運航委託先の機体大型化を防ぐことで自分たちの雇用を守る狙いがある。 労使協定の最大離陸重量は乗客を含め三十九トン。ＭＲＪは三九・六トンと六百キロだけ超過。制限が緩和されない限り、ＴＳＨやＳＷは営業運航に使えない。三菱の広報

[jingi469]

『米航空会社とパイロットの労使協定に基づく機体の重量制限を超えている』

[mikawa_1964]

「受注が決まっている四百四十七機のうち、三分の二を占める三百機が該当し、視界不良の現状だ」。制限にひっかかるのは88席型。70席型なら大丈夫らしいけど…。