中日新聞:日本最古の舟形木棺 名古屋・平手町遺跡で出土:社会(CHUNICHI Web)

トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 日本最古の舟形木棺 名古屋・平手町遺跡で出土 2009年2月21日 朝刊 発掘調査現場から見つかった、弥生時代中期後半の舟形木棺＝２０日、名古屋市北区平手町で（畦地巧輝撮影） 名古屋市北区の平手町遺跡から、日本最古の舟の形をした木棺が見つかった。弥生時代中期後半（約２０００年前）とみられ、これまで最古の舟形木棺が確認された京都府内の遺跡より約２００年さかのぼる。舟形木棺は死者の魂を「あの世」に送り出す乗り物として考えられ、同市教育委員会は「弥生人の死を考える心を知る貴重な発見」としている。 舟形木棺は、縦１１メートル、横７・５メートルの敷地周辺に溝をめぐらした方形周溝墓から出土。棺（ひつぎ）は長さ２・８メートル、幅８０センチ、深さ１０センチで、片方の端が削られ、舟形になっている。木をくりぬいて作られ、底は緩いカーブを描い

[katoru]

人骨の一部までよく残っていたなあ。