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内部の人間こそサイバー攻撃の脅威である(その2) 組織を挙げて実施すべき5つの対処法 | DHBR最新号から|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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内部の人間こそサイバー攻撃の脅威である(その2) 組織を挙げて実施すべき5つの対処法 | DHBR最新号から|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
内部の人間こそが大きな動機を持ちうる。だが、多くの企業がそのリスクを軽視している。本稿では、部内... 内部の人間こそが大きな動機を持ちうる。だが、多くの企業がそのリスクを軽視している。本稿では、部内者によるサイバー攻撃の被害の重大さを明らかにしたうえで、それに立ち向かうための5つの対処法が示される。 問題への対処法 部内者によるサイバーセキュリティへの脅威は、管理・対処法という観点からすると、品質問題や安全問題と似ている。いずれも、かつては専門部署に任されていたことだ。しかし、テクノロジー環境は複雑を極め、たえず変化しているため、いまやあらゆるリスクを予測し、それに備えることなど不可能だろう。このため、大小の企業のリーダーは組織の全員を巻き込む必要がある。 以下に、すぐに実践すべき5つのステップを紹介する。 (1)部内者に向けて厳格な方針を掲げる 不注意、怠慢、手違いによる危険を防ぐために、必要な行動と取ってはいけない行動を示すべきである。方針は、セキュリティやテクノロジーの専門家だけで