図書館の役割否定した民営化 直営にもどした下関の教訓

全国で図書館の民営化が進むなかで、武雄市や海老名市のツタヤ図書館の惨状をはじめとして次次に問題が露呈している。山口県内でも周南市でツタヤ図書館の建設をめぐって議論が起こっており、防府市も今年４月から指定管理者制度を導入するなど、図書館民営化は依然として進められている。こうしたなかで２０１０年に全国に先駆けて指定管理者制度を導入してオープンした下関市立中央図書館は、民間企業と交わした五年の契約期間を待たずして破綻し、今年度から市直営に戻った。指定管理者制度導入の五年間で図書館がどのように変わったのかは、自治体でアウトソーシング（外部委託）が推進されるなかでおおいに教訓にすべき内容となっている。 司書は抗議の辞職残ったのは非正規 経費は以前より増大 文化会館、婦人会館、中央公民館をとり壊し新たな社会教育複合施設を建設する計画は、第１次安倍政府の誕生間もない２００６年に慌ただしく決まった。総

[hi_kmd]

図書館とは何をするべきところなのか、というのが見失われた結果、貸し出し数だの来館数だのと言う、指標として不適切なものばかり注目するようになってしまった。単純に民営化だけの問題ではない。

[toronei]

この手の民間の不正って後を絶たないイメージなんだけど、一度総点検してきっちり報道するマスメディアでないもんかねえ？

[paku7651]

興味深い前例

[k-takahashi]

下関市立中央図書館の惨状報告。『下関市の図書館にとって、この５年間に失われた知識の蓄積と人材は、「１、２年ではとり戻せない」』

[secseek]

営利企業が図書館を運営してどうなったか、という話です。営利企業なんだから、こうなるのは当たり前です。民間は一貫して、利益になることはするし、利益にならないことはしません。

[naga_sawa]

人とともに失われたノウハウはそう簡単には取り戻せない/『なぜ公共が仕事をしているのかを考えないといけない』/武雄市は隅に追いやるどころか廃棄処分だもんなぁ＞史料

[takeshiketa]

冒頭の惨状という言葉で驚いたが、本当に"惨状"だった…。 / "読む行為を二の次にして、プレゼント欲しさで本を手にするという浅ましい心を子どもに植え付けたり"

[betelgeuse]

「下関市立中央図書館は、民間企業と交わした五年の契約期間を待たずして破綻」「社員たちが４階、５階の自動貸出機で読みもしない本を大量に借りて、そのまま１階の返却ポストに」

[amino_acid9]

長周新聞（https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%91%A8%E6%96%B0%E8%81%9E）というかなり独自色の強い新聞らしいので額面通りには受け取れないけれど、参考としてブクマ

[motowaka]

“２０１０年に全国に先駆けて指定管理者制度を導入してオープンした下関市立中央図書館は、民間企業と交わした五年の契約期間を待たずして破綻し、今年度から市直営に戻った。”

[You-me]

「市直営に戻って１割超、貸出冊数が減少したといわれている。仮に１割と仮定しても年間に約１０万冊が架空の貸出冊数であったと考えられる。」貸出冊数に応じて委託料が変化するシステムをとったらこうなった

[lumely]

ちょっと偏りすぎた記述に思えるので慎重に検討したい

[yaskohik]

読書通帳の話。要確認。「途中からは大人にも通帳を無料で配布するようになり、「見開きページが埋まったらカフェラメール（併設カフェ）の半額券を二枚差し上げます」という特典をつけたり」

[hyolee2]

安倍首相の選挙区でこの状態。

[Miya]

おやおや　＞公営に戻して５０００万円も維持費が浮いたのである。　/ 図書館の役割否定した民営化　直営にもどした下関の教訓

[kurumi85]

読書通帳や併設カフェなど、考えさせられることがたくさん

[fmht7]

合人社というマンション管理業者が図書館運営に適していなかったことを、民間企業の一般論にしている残念な記事。「貸出冊数の実績で委託料増減の変動単価の形式」【図書館の役割否定した民営化 | 長周新聞】